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~独立を考えている人、今更聞けない会社員とフリーランスとの差は何?その①からの続き
- 会社員のメリットとして
- 会社員のデメリットとして
- 会社員からフリーランスになる前にやるべきことについて解説
- フリーランスになりたい人に知ってほしいことについて解説
- フリーランスの仕事のはじめかたとして。
- 最後に
会社員のメリットとして
その②記事では、会社員のメリットとデメリットを解説していきましょう。
会社員として勤務していると、なかなか解り難いことかもしれませんが、
会社から大きな恩恵を受けていることがわかると思うでしょう。
フリーランスと会社員の場合では、
それぞれのメリット、デメリットを比較して、
どちらが自分に合った働き方なのかを考えてみましょう。
会社員のメリット
①、生活の保障があるので安心して過ごせること
会社員として雇用されていれば、毎月決まった額の給与が支給されますね。
残業代やボーナスを除いて、安定した額がずっと振り込まれるのは、
家族にとっても安心でしょう。
その①記事でも述べたとおり、企業に勤める会社員では、
上記の社会保険に加入できますね。
個人経営の小さな会社では、雇用保険のみで健康保険がない会社も存在します。
仕事中に、怪我をした場合など、
リストラされたときに補償が降りるため、
突如、生活ができない無収入という状態の心配もないでしょう。
②福利厚生制度の恩恵を受けられることについて
福利厚生とは、企業が従業員、その家族に提供する、給与以外の援助のことですね。
おおよそ中規模以上の会社には、下記のような福利厚生が備わっていますね。
個人経営の会社、町工場などには、
下記のような福利厚生が無い会社もあるようですね。
- 有給休暇制度
- 給与保障
- 退職金制度
- 健康診断
- 育児休暇
- 介護休暇
- 社宅、家賃補助
- 食堂
その他にも、社内の部活動を支援する制度や、
会社の製品を割引で購入できる制度や、
勉強会などへの参加費用を負担してくれる制度など、
福利厚生の内容は企業によってさまざま特色があるでしょう。
フリーランスならば、これらの費用はすべて自費になるため、
福利厚生が受けられるのは会社員ならではのメリットになりますね。
③社会的な信用度が高いことについて
社会的な信用度が高いことも、
会社員のメリットとして挙げられるひとつですね。
ローンを組むときや、銀行から融資をしてもらうとき、
クレジットカードを発行するときにも、
フリーランスよりも会社員のほうが審査に通しやすいでしょう。
その理由として、
会社員は、毎月一定額の給与が振り込まれるという補償があるためでもありますね。
④仕事とプライベートの区別をつけやすいことについて
多くの会社には「定時」という概念がありますね。
自分の仕事が終えていれば、毎日決まった時間に退社できるため、
家に帰ってから仕事をする必要はないですね。
会社と、家が、別々の空間だからこそ、
メリハリをつけやすいのは会社員ならではのメリットでしょう。
フリーランスの場合は、時間や場所の制約がなく、
家でも仕事とプライベートの区別がつけにくいと言えるでしょう。
働くときは会社働いて、休むときは家でゆっくり休みたい!
そんな方は、会社員の方が向いているでしょう。
会社員のデメリットとして
デメリットとして
①毎日通勤する必要があること
都心部の企業に勤めている人であれば、
毎朝、満員電車に嫌気がさした方も多いのではないでしょうか。
通勤するだけで体力をそがれ、
仕事に支障が出てしまってはモチベーションアップに問題がありますよね。
また、郊外から、都心部まで、
往復通っている人は通勤時間の長さもデメリットでしょう。
例えばですが、滋賀県に住んでいて大阪市内まで通っている人であれば、
毎日の休み以外の往復の2時間を電車の中で過ごしている計算になりますね。
その時間を仕事に充てられれば、
パフォーマンスの向上や余暇時間の増加が見込めるでしょう。
②選択権が少ないことについて
会社員では、仕事内容はもちろんのこと、
取引先や手段も勤めている企業から指示されることがほとんどでしょう。
個人の好き嫌いよりも、会社にとってのメリットを重視しなければなりませんよね。
そして、入社時の希望とは、
全く異なる部署へ配属されるリスクもあるでしょう。
描いていたような人生を歩めない可能性もあるでしょう。
やりたいことが明確な場合や、
自分で方法を考えることが好きな人にとっては大きなデメリットと言えそうですね。
③人間関係に悩まされることについて
雇われていて、どんなに仕事内容や給料が良い条件でも、
人間関係が悪ければ仕事をしていて楽しくないはずですよね。
会社員になると、チームで仕事を進めていくのが一般的でしょう。
配属は自身で決められないため、意地悪な上司や、
責任感のない部下と一緒チームになってしまう可能性もあると言えますね。
人を選んで、仕事をできないのも会社員ならではのデメリットですね。
私も過去、会社内で問題のある、水と油くらい合わないひとと、
2名1組のチームで組むことになり、強烈なパワハラを2年間耐えた過去があります。
④給料の上限が見えていることについて
多くの会社員の給料は、固定給になっていることがほとんどでしょう。
給料を増やそうと思ったら、貢献した良い結果をアピールするか、
残業して上乗せするといった方法くらいしかありませんね。
年功序列が染み付いている企業であるならば、
自分よりパフォーマンスの低い上司が、
自分よりも高いお給料を貰っているという理不尽なこともあるでしょう。
そのために、自分パフォーマンスが、
直接お給料に反映されてほしい方や、実力主義を好む方は、
会社員よりもフリーランスのほうが向いていると言えるでしょう。
会社員からフリーランスになる前にやるべきことについて解説
最後に、会社員からフリーランスになる前に、
やっておいたほうが良い3つのことを解説しましょう。
フリーランスになる前にやるべきこと3つ
①以下の3つは、会社員のうちに済ませておくこと
- クレジットカード作成
- 不動産契約
- ローン契約
前述したとおり、これらの申請や契約は、
収入が安定している人や社会的信用のある人のほうが審査を通りやすいでしょう。
フリーランスになると審査が厳しくなってしまうため、
上記の申請や契約は会社員のうちに済ませておきましょう。
② 国民健康保険、国民年金への加入について
会社員のときでは、健康保険、厚生年金に加入していましたが、
フリーランスになるには、国民健康保険、国民年金への切り替えが必要ですね。
以下のように、加入に必要な書類も複数あるので、
面倒でもきちんと用意しておきましょう。
老後にもらえるお金(年金など)に不安がある方は、
運用益が非課税となる銀行が発行している積立NISAや
iDeCoなどの資産運用をしておくのもおすすめでしょう。
③開業届の提出について
開業届の提出は任意ですが、
フリーランスが開業届を提出すると以下のような4つのメリットがありますね。
- 青色申告ができる
- 屋号で銀行口座を開設できる
- 請求書に屋号を記載できる
- 赤字の繰り越しができる
フリーランスとして活動していくなかで、
有利になることばかりなので、開業届は提出するのがおすすめでしょう。
フリーランスになりたい人に知ってほしいことについて解説
フリーランスをめざしている方に、覚えておいてほしいことは、
独立のメリットと、デメリットは紙一重だということでしょう。
お金を稼いだ分をそのまま得られるということは、
学び続けて、自分から行動して稼がなければ、
収入がゼロになるということになるでしょう。
自分がした仕事の評判は、良くも悪くも、
自分から行動したオファーの数に直結してくることになるのです。
大切なのは、誠実にコツコツと仕事に取り組む姿勢ですね。
これは会社に所属していても同じことでしょう。
「会社での仕事が嫌だから」といってフリーランスになっても、
そう簡単には、上手くはいかないことと覚えておきましょう。
フリーランスの仕事のはじめかたとして。
最初は副業、複業からやってみる
いきなり目標も無くフリーランスとして、
独立するのはなかなかリスキーでしかないでしょう。
ひとまずは、準備段階として、副業、複業(複数の仕事を同時に持つこと)から、
学びはじめて、本業並みに稼げるようになるか、
気持ちよく働けると確信した段階で独立するのがおすすめでしょう。
最後に
今回のコンテンツでは、
フリーランスと会社員の違いを色んな角度から斬ってみました。
それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、
ご自身のキャリアを見直してみましょう。
独立を考えてフリーランスになるには、ちゃんと計画が必要です。
会社員では待っているだけで仕事がもらえますが、
会社員マインドのまま、フリーランスになるのは危険だと言えるでしょう。
自分の目指すひと、目指したいひとが、最初どうやっていたのかを
しっかり学ぶことですね。
あとは自己投資をケチらないことですね。
成り上がっていく人ほど、
儲けては自己投資、儲けては自己投資と、繰り返して成長していくものですね。
また、自ら失敗を選ぶひとは居ないですが、
失敗を多く積んだひとほど、大成すると言われていますね。
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