会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイド

現代の働く会社員に向けた役立ち情報をバイブルとなるような、コラムをお届けしていきます。

コロナあとの経済回復に備えて何をするべきか

コロナで起きた社会現象と、
貧乏にならないためのコロナ後に
備えておくべきこれからの
個人の学び

新型コロナウイルスの流行に加え、現代は何が起こるか予測不可能な「VUCA時代」。
最近、色々な方から「『コロナ後の世の中が変わる』と言われているけど、
具体的にどんなことが変わるのでしょうか」といった質問をよく耳にします。
この記事では、コロナ前と今、起こった変化を紹介しつつ、
私たちがこれからの人生の中でコロナ後に気をつけていくべきことについて考えていきます。

コロナが流行する前に起こっていたこと

コロナ流行以前も、テクノロジーの急激な進化によって、
各所で様々な変化が起こっていました。

ですが、「社会全体の仕組みが変わる」というレベルの大きな変化は、徐々に移行し普及していくといったものでした。

経済の環境変化

色々な意見による、評価があると思いますが、
安倍政権になってからは、数年間は少なくても株価はかなり上がりました。
そして、デフレも若干解消されたような風潮になり、
景気そのものもそれなりに良かったように見えていましたが、
消費税率の変更にも関連して、
個人の経済格差は更にひろがったと感じますね。

次ページへ続く。

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 これからの経済

経済の環境変化

色々な意見による、評価があると思いますが、
安倍政権になってからは、
数年間、株価もかなり上昇しましたね。

そして、デフレも若干解消されたような風潮になり、
景気そのものも、それなりに良かったように見えていましたが、
消費税率の変更にも関連して、
個人の経済格差は、さらに大きくひろがっただろうと思いますね。


企業の競争環境の変化

企業のテクノロジーの進化によって、次々と画期的なサービスが生まれ、
「これまで想定していなかった業界の企業と競合しなければいけなくなった」
という話を
耳にしたことがあると思います。 

当然、最先端テクノロジーは、日々様々な変化が起こっており、
どの業界も、急に競争のルールが変わる可能性を秘めています。
しかし、基本的にはまだまだ同じ業界の企業間で、
競っていることが多い状況でした。

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次に続く

雇用・働き方の変化

終身雇用は終わったと言いながらも、

1つの会社で長く働いていらっしゃる方は非常に多いですし、

それを良しとする文化も根強く残っている気がします。


景気が良くなれば、転職者も減るというのも、

これまでも繰り返されてきたパターンです。


年功序列もそれなりに薄れてきたものの、

たとえば、

「大企業で40代前半の人がスピード出世で執行役員になった」

というような話も、

それがいちいちニュースになるといったことも今だにあります。

 

個人キャリアのローテーション

個人の学びというのは、
その人自身の「生き方」の問題なので、
本来は個人が自分で考えて行くものです。

そして、従来の日本の企業では、新卒で入社して、

決まった研修を受けて、おおよそ何年おきに異動して、

何年ぐらい働いたら役職が変わって...といったように、

ローテーションで、会社主導でどんどん個人のキャリアが

作られていくことが多くありました。

そして、おそらく今もそのような企業は多く、

実はあまり変わっていないのかもしれませんね。

 

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コロナ流行により劇的な変化を余儀なくされた

コロナ流行以前は、

「社会全体の仕組みが変わる」という大きな変化は、

数年かけて徐々に移行し普及していくといったものでした。


ですが、コロナ流行により、

私たちは生き方そのものや、突然働く職を失うひと、

アルバイトさえも探しても仕事が無いような、

急激な変化を余儀なくされました。

 


このような急激な変化は、コロナが流行しなくても、

「そのうち起こる変化」だったわけですが、
それが「急変した」
のだと思います。

今後、予測されるであろう変化についてご紹介していきます。

◆これから予測される変化

◆経済環境の変化

まず劇的に変わるのは経済の環境でしょう。

コロナにより明らかにいろいろなことがダメージを受けたので、

しばらくの間は低成長、もしくは今年~来年あたりは、

マイナス成長になる可能性があります。

しかも、経済格差はもっと大きくなると思われます。

企業の競争環境の変化

この会社が、こんなことをやるとは思ってなかった

というような改革が、どんどん始まり、

そしてそれが加速していくと思いますね。

例えば、

「家電の生産が強いパナソニックが自動車を作り始めた」

というのも1つの異業種競争です。


そして、コロナの流行により、

多くの人のライフスタイルや考え方に
浸透しつつあったものが、引っくり返された

そんな事例もありました。

近年は「シェアリングエコノミー」といった、

個人でモノを所有せず、必要に応じて利用するといった、

”ちょっと借りる”という形態のサービスの導入が増えていきましたね。

その中で「カーシェア」の利用も一般化しつつあり、

個人での自動車の購入数も減っていきました。

ですが、コロナにより

「いろんな人が利用するカーシェアって感染が怖いよね」となり、

「安くていいからやっぱり自分の車が欲しい」といった、

意識変化の風潮も起こってきています。

雇用・働き方の変化

コロナにより多くの企業が打撃を受けましたが、

会社の売上が上がらないと、

当然終身雇用制度を維持するのは難しくなるのは当然といえます。


人の流動もどんどん進み、

企業側も従業員の一生に責任を持つのは難しいので

空いている時間に、どうぞ副業でお金を稼いでください」と、

企業が副業を推奨するといったことも

増えていくのではないかと言われていますね。


年功序列については、

2020年4月1日に日本電産という日本を代表する会社が、

いきなり成果主義を導入しているようです。


その他の企業でも、

コロナがきっかけで人事評価制度を変えた

という動きが出てきているようですね。


企業のいち会社員として、

自宅でのテレワークになったとしたのならば、

普段の仕事ぶりが見えにくくなるため、

やはり成果に重きを置いた評価に

ならざるを得なくなるのだと思いますね。


コロナ終息後もテレワークが一般的になれば、

会社としても、経費削減のためにも、

こうした風潮も、さらに加速していくものと思われます。

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個人のキャリアの変化

今後、企業がいち会社員の

「人生全般に責任を持つ」ということは、当然難しくなるでしょう。

「自分は何をやりたいのか」

「どういうキャリアを選びたいのか」といったことを、

個人がきちんと向き合って考え、学びを求め、

自分で道を切り開いていかなければなりません。

そして、常に能力開発し、勉強をして、

個人としての「市場価値」を高めていかなければならない

というプレッシャーが高まっていくと思われますね。

市場価値とは、自分を商品として考えた時の、

世の中からみた価値(値段)のことです。

追伸
今まで通りに、過ごしていると、
どんどん経済の変化についていくことが難しくなり、
格差社会の波に飲み込まれることになります。

副業が禁止だったとしても、学びとして、
お金の勉強を一から、本を読んだり、ネット検索をしたり、
常に自分アップデートをして、学ぶことをいつも意識していきましょう。
”学び続ける”という意識が、必ず貧乏脱出のカギになるでしょう。


※VUCAとは、

VUCAとは、一言で言うと
先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。

元々は1990年代後半に軍事用語として発生した言葉ですが、
2010年代に入ると、昨今の変化が激しく、
先行き不透明な社会情勢を指して、
ビジネス界においてもマーケティング用語で、
急速に使われるようになった言葉です。

VUCAは、こちらの4つの単語の頭文字をとった造語です。

  • V(Volatility:変動性)
  • U(Uncertainty:不確実性)
  • C(Complexity:複雑性)
  • A(Ambiguity:曖昧性)