こんにちは。
会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイドの
コラムを書いているにっしーです。
今回のコラムでは、会社員のひとが実際に退職し、
その後にフリーランスに転身するときに、
色々な手続きが必要になってくる部分について、
詳しく知識を解説していきましょう。
私の身近にも、退職して個人事業を始めようとするひとが実際にいましたので、
取材調査もかねて、色々話も聞いて調べてきました。
皆さんの悩みや、雑学知識としてお役立てください。
私も、過去はサラリーマン(会社員)だったわけですが、
今は、とある師匠からビジネスを教わりながら、
フリーランスとしてやっています。
私の経験もまじえながら、
退職時に必要となる手続きを解説していきましょう。
<退転職時に必要な手続き一覧>
退職、転職には色々と手続きが必要になるものですね。
重要な手続きの類を調べてみるだけでも、色々あります。
以下の図のようになっていますね。
各手続きを全て終わらせれば、無事に個人事業主になることができると思います。
それぞれについて詳しく説明しましょう。
<退職、転職に必要なことについて>
最初にやることは、会社に退職の意思を示すということからですね。
退職の意思を示すためには、会社に以下のいずれかを提出する必要があります。
・退職願
・退職届
・辞表
退職願は、一ヶ月後に退職します、と
少し先の期日を以って、退職する意思を示すための公文書になります。
そのあと、会社に承認されると、退職する意思が決定しますね。
法律上、会社に承諾された後は撤回ができません。
退職届は、出したその場で辞めます!ということを宣言するための書類です。
ですので、法律上、提出後は撤回ができません。
また、公務員の方や、役職についている方は辞表を提出します。
いずれかを直属の上司に渡せば、
あとは会社が手続きを開始してくれる流れとなるのです。
<退職願、退職届どっちが正解なのか?>
退職願、退職届、
どっちを提出すればいいの?と思ったかた多いのではないでしょうか。
その詳細については、
退職願では「辞めさせてください、お願いします」とお願いをしているのに対して、
退職届は「もう絶対に辞めます」というのを伝えるものになります。
退職願として「お願いをしている」ということは、
会社側から拒否される場合もあるということですね。
法律上、退職は労働者側が自由に決めてよい権利を持っているため、
本来は「辞めるぞ!」と言ったらいつでも辞めることができます。
ですが、実際にはそんなに簡単に辞められてしまうと企業側としても、
業務上困ることもあるので、引き留めることや、説得を試みたりするわけですね。
ならば、最初から退職届にしておけば一方的に辞めれられて良いんじゃね?
そう思うかもですが、そこは分けて考える認識が必要ですね。
日本人ならではなのか、波風が立たないように、
退職願を提出するのが一般的だと思います。
例として、どうしても辞めたい、
あるいは慰留、引きとめがあまりにしつこい、退職を許可してくれない、
という場合には、退職届を提出して、確固たる意志と認識を示しましょう。
法律上、退職の申し入れをしてから、2週間で雇用契約が解約になりますね。
どちらを選択するにしても、まずは直属の上司にきちんと相談して、
いつ辞めるか、引継ぎ等をどうするのかをある程度話し合った後に、
退職願を提出する流れにした方が、トラブルが少なくて済むと思いますね。
めんどくさいですが、立つ鳥跡を濁さずを意識して仕事をやめましょう。
別に私が退職を勧めているわけではありませんよ。(笑)
<退職願、退職届のテンプレートについて>
退職願、退職届のフォーマットやテンプレートは特に決まっていないのです。
ですので、一般的に売られている便箋や封筒に、手書きで書くことが多いです。
こういう類の書類は公文書になるので、
面倒でもちゃんとした手書きをおすすめします。
どういう文章を書けばいいのかというのは、
グーグル検索を参考にされるとよいかと思いますね。
ネット上にはテンプレートがたくさんありますので調べてみてくださいね。
そして、書くときは、必ず、書面の内容として、
「企業の代表取締役社長様あてに」、「いつ」、「誰が辞めます」、
というのを明確にして、自分の印鑑をキレイに押して、
汚れたり、シワにならないようにキレイな封筒に入れ、
封筒にも、ちゃんと表書きとして
「退職届」とか「退職願」とか「辞表」と書くようにしましょう。
封筒の裏面にも名前の記入をお忘れなく。
出せばいいだろ的な、適当な書き方、封筒や書面にシワや汚れ、
誤字、脱字はご法度ですね。
字がキレイに書けないひとは、字がキレイに書けるひとに
代わりに書いてもらいましょう。
ワードで書くのも悪いとは言いませんが、
最後の締めくくりとして、
自分のケジメの意思を書面に手書きで書くことは、
とても重要なことだと思いますね。
手書きの方が、本気さも伝わると思います。
会社員から個人事業主に転職する時に必要な手続きやお金の詳細について~その2へ