こんにちは。
会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイドの
コラムを書いているにっしーです。
今回のコラムでは、
会社員(従業員)とフリーランスのことについて、
私が調べてわかったことをシェアしていきましょう。
では、会社員とフリーライターの利点と不利点について、項目ごとに解説しますね。
転職かフリーランス転身か?
メリットデメリットを比較して検討するについて
あなたが、今の仕事を辞めたいと思ったとき、
行動として、まず何をするでしょうか。
まず、思い浮かぶ選択肢は「転職」ですが、最近では転職以外の選択肢では、
特に「フリーランスへの転身」を検討する人が増えているようです。
ランサーズ フリーランス実態調査(2019年度版)によると、
日本のフリーランス人口は2015年には913万人だったところ、
2019年では1087万人と成長率22.6%となっていおり、
日本では急激にフリーランスが増えていることが調べたデータから分かりました。
ですが、「フリーランスの働き方について実態が分からない」という方も、
かなり多いのではないでしょうか?
今回の記事では、正社員とフリーランスの、
それぞれのメリットとデメリットを比較し、
今後のキャリア・働き方について考えてみましょう。
転職かフリーランス転身か?
転職(正社員)のメリットについて
ひとまず、正社員へ転職する場合、
フリーランスと比べてどのようなメリットがあるかを調べたことからシェアします。
正社員のメリットとしては大きく4つあります。
①収入の安定
月給・ボーナス制あるいは、年俸制で毎月固定された給与を保障されているのが、
正社員のメリットですね。
所得税や住民税などを差し引いた手取りの収入を把握しやすいので、
住宅や車など高価な買い物の購入計画も立てやすいですね。
②社会保障(保険)
会社員の社会保障は、フリーランスに比べるとかなり手厚いです。
年金制度では、フリーランス・自営業の方は「国民年金」のみ(1階建て)構造で、
会社員は、それに「厚生年金」がプラスされています(2階建て)。
さらに、会社員は、会社と保険料を折半しているので、
同じ保険料でも、将来的に受け取れる年金・保障の額が大きく異なります。
また雇用保険で、病気・育児等で休職時の保障を受けることができる点も、
会社員ならではのメリットといえるでしょう。
③社会的信用(カード、ローンを組める)
会社員である(=固定給が毎月必ずある、これまでの日本では、
ほとんどの人が、終身雇用で定年まで雇用が守られている)ということは、
社会的な信用が得やすい側面もあります。
そのため、正社員の方が、
住宅や車の購入時のローンが組みやすい傾向にあるのも事実ですね。
(大企業では社員専用の車や住宅のローンプランが用意されているケースも)
④研修・スキルアップ制度
特に大手企業では社員を自社の戦力にするために必要な様々な研修を用意しています。
内容は必要な専門知識からビジネスマナーまで様々でしょう。
転職かフリーランス転身か?
転職(正社員)のデメリットについて
次に、正社員のデメリットについてみていきましょう。
正社員での多くの場合、週5日の勤務を拘束することによって、
保障や固定給を担保するものであると言えます。
そのため以下2つのデメリットがあると言えるでしょう。
①働く時間が自由に選べない(残業)
これまでの、日本企業の正社員の働き方は、
会社の辞令一つで配属を点々とするジョブローテーションや転勤、
「会社に大きな損失を生まない限り定年まで働ける上、
一定の給与上昇が見込まれ退職金も支払われる」という暗黙の了解があり、
社員やその家族に対して負担を強いることで成立していますね。
日本企業の風土もあり、
残業している人を無視して自分の業務が終わったからといって、
帰ることができない環境にいる方も多いことでしょう。
②働く場所が自由に選べない(転勤)
上記と同じく、転勤やリモートワークの不可な、
働く場所も自由に選ぶことができないという点もデメリットでしょう。
特に家庭を持つ場合、パートナーの転職や子供の転校を強いることになる、
もしくは単身赴任で家族バラバラで暮らすとなど、大きな変更に迫られます。
転職かフリーランス転身か?
フリーランス転身のメリットについて
フリーランスを選択したとすると、
正社員に比べどんなことが、メリットと言えるのでしょうか。
以下3つにまとめてみました。
①働く場所・時間が自由に選べる
働く場所と、時間が自由に選べるというのは、
フリーランスで働く一番のメリットでしょうね。
実際にフリーランスに転向したいと思うひとも、
「家族との時間を増やしたい」
「新しい事業を自分で立ち上げてみたい」と、
稼働時間を自分でコントロールできるフリーランスを選択しているようです。
②働くプロジェクト・人が自由に選べる
フリーランスで仕事をすると、
契約した企業と、プロジェクト単位で、仕事をすることも多いです。
会社員であれば、人事異動や、その他人材配置の関係で、
自分の不得意な分野の仕事をも、しなくてはならないこともありますが、
フリーランスであれば、自分の得意分野で勝負することができますね。
また、会社員のように会社都合ではなく、自分が共感でき、
一緒に仕事がしたいと感じる、クライアントと仕事をすることもできるでしょう。
③年収に上限がない
会社員は、良くも悪くも、収入の予測が立てられますね。
ですが、フリーランスはスキルさえがあれば、
年収を正社員時代の2倍、3倍にできる可能性があるのも事実です。
実際にフリーランスに転向して、
正社員時代より高い報酬を得ている人も少なくありません。
転職かフリーランス転身か?
フリーランス転身のデメリットについて
最後にフリーランスであることのデメリットについて、
解ったことシェアしていきましょう。
以下の4つにまとめてみました。
①収入が安定しない
成果に対しての報酬が支払われます。
ですので、成果がなければ、報酬もその分変動しやすいのですし、
収入ゼロということも考えられます。
そのため、場合によっては、仕事が契約打ち切りになってしまうこともあります。
成果を生めば、更に成果報酬で収入が増えることもありますが、
固定額が毎月、安定的に支払われるということはありません。
②社会的信用力が会社員よりない
フリーランスは、ローンやカードの新規契約が通りにくい傾向にあります。
住宅ローンや、クレジットカードの申請は正社員のうちにやっておくと良いでしょう。
③自分で営業をしなければいけない
フリーランスで、案件を獲得し続けるためには営業活動が不可欠ですね。
フリーランスの案件は、プロジェクトベースで組まれることも多く、
そのプロジェクトが終わってしまえば、
新たな案件を得るため営業活動しなくてはなりません。
自己のプレゼン能力、営業力を磨く必要がありますね。
④孤独
最後はフリーランスは、常に孤独であるということです。
組織に属している訳ではないので、すべての決定権、責任は自分にあります。
業務で分からないことに遭遇した時も、自ら解決する必要がありますし、
強みのスキルは何か、営業戦略、報酬設定、
今後のキャリア形成といった問題にも、一人で向き合わなければなりません。
ですが、③や④の問題については、
フリーランスや、業務委託案件を扱うような、
エージェントの利用で解消される部分もあります。
特に営業活動については、エージェントが代行してくれるので、
フリーランスの方の負担はかなり少なくなるでしょう。
また、キャリアや獲得する案件の相談なども、
エージェントに行うことができるでしょう。
仕事とフリーランス市場の
自分の市場価値をチェックする事について
正社員転職と、フリーランス転身のメリットとデメリットについて、
私が調べたことをまとめてみました。
転職すべきか、フリーランスになるか迷った時は、
転職エージェントと、業務委託の案件を紹介してくれるエージェントの双方に、
登録してみて、フリーランスの自分と正社員の自分、
それぞれの市場価値を確認してみることをおすすめします。
自分にとって将来的にメリットとなる働き方を選択していきましょう。
追伸
好きなことを仕事にして、フリーランスに転向すると高確率で失敗します。
ですので、フリーランスに転向するならば、
得意なことを仕事にして、フリーランスになりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。♪
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