会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイド

現代の働く会社員に向けた役立ち情報をバイブルとなるような、コラムをお届けしていきます。

パワハラとモラハラの違い、そして対処方法について詳しく解説その1

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こんにちは。

会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイドの

コラムを書いているにっしーです。

 

 

<前置き>

今回のコンテンツでは、会社員の皆さんなら一度は経験がある、

もしくは、見かけたことがある方にも、

是非知ってもらいたい役立つ知識内容になっております。

 

私も、昔会社員だった頃、パワハラモラハラも、強烈なほど、受けた経験があり、

約10年務めた会社でしたが、最後の2年はハラスメントに耐えながら、

やめるかどうかを迷いに迷い、精神的苦痛から逃れたい気持ちが勝ち、

ついに辞めました。

 

そしてフリーランスになるが如く、

色々なネットビジネスにもだまされそうになったり、

1度きりですが、だまされたりもしました。

 

今では良い経験だったなと思えますけどね。

その私の経験から、言えることから、今回、お題どおり、

パワハラモラハラの違いと、その対処方法を書いていきましょう。

 

職場でのパワハラや、モラハラを受けているひとにとっては、本当に辛いものですね。

毎日、イヤな思いを抱えたまま、行かなくてはならない職場で、

パワハラモラハラを受け続けると、精神的に病んでしまったりしてしまうと、

自分が本当にダメな人間なのではと思ってしまうこともあります。

世間に知られるニュースでも、自殺者がいるくらい、深刻化している面もあります。

 

パワハラや、モラハラは、決して許されない行為であるのにもかかわらず、

実際に受けている当事者は自分の責任としてひとりで抱えてしまったり、

相談することを怖がっていたり、だれにも相談できずに、

我慢することを選択する人がとても多いと言えるでしょう。


あなたが今、加害者なのか、被害者なのか、傍観者なのかはわかりませんが、

今すべきことは、パワハラや、モラハラに関する知識を身に付け、

具体的な対処法や相談窓口を知り、的確な行動をとることがとても重要なのですね。

 

では詳しく本題をみていきましょう。

 

職場においてのモラハラとは?

職場においてのモラハラとは、

その名の通り職場の同僚から受けるモラハラのことですね。


そもそも「モラハラ」とはどういった行為を指し、

パワハラ」とは何が違うのか。

まずはモラハラの基本的な知識を身に付けましょう。

 

モラハラの定義とはどんなものか?

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モラハラの定義

モラハラとは、モラル・ハラスメントの略になります。

モラルは「精神的な」という意味があり、

ハラスメントは「嫌がらせ」という意味になりますね。

 

つまり、モラル・ハラスメントとは「精神的な嫌がらせ」のことを意味することです。

具体的には、以下のような言動がモラル・ハラスメントに該当する可能性があります。

 

  • 無視する
  • 暴言を吐く
  • 嫌みを言う
  • 嫌がらせをする
  • 馬鹿にする
  • 不機嫌にふるまう
  • 仕事の進みを妨害をする

 

職場で、上のような嫌がらせ等を受けている方は、

仕事上で必要なコミュニケーションの度を超えた、

モラハラの被害者である可能性があると言えるでしょう。

早めに対処していくことをおすすめします。

 

パワハラとの違い


モラハラと同じように、職場で起こりやすいハラスメントにパワハラ(パワー・ハラスメント)があります。

では、モラハラパワハラはどのような違いがあるのでしょうか。両者の違いを明確にしていきましょう。

 

パワハラとどう違うのか?

 

パワー・ハラスメント
  • 加害者と被害者に(職場上、人間関係上の)上下関係があり、
    立場の差を利用して上の者が下の者に対して行う
  • 直接的・公然とされることも多い。
  • 周囲の人が気づきやすい
モラル・ハラスメント
  • 加害者と被害者の上下関係の有無にかかわらず行われる
  • 加害者は被害者に対してのみ態度を変える場合が多い。
  • 周囲の人が気づきにくい

 

パワー・ハラスメントのパワーとは「権力」のことを指します。

パワハラは一般的に上司と部下、雇用者と被雇用者、先輩と後輩など、

立場が上の者が権力を利用して下の者に対して嫌がらせ、

暴言、暴力などのハラスメントを行うことを指します。

力関係のため被害者が逆らえないことを利用する点が特徴です。


精神的な嫌がらせも当然入るので、

モラル・ハラスメントと重なる部分もありますが、

それぞれの想定される状況は異なっています。


また、パワハラは誰から見てもハラスメントが分かりやすい場合が多く、

被害者自身も仕事上であれ、人間関係上であれ、

立場が上の相手から嫌がらせをされるのですから、

パワハラを受けていると感じやすいところが特徴です。

 

対してモラハラは上下関係の有無は関係ありません。

そのため、上司から部下はもちろんですが、

職場の同僚や夫婦など対等な関係、あるいは部下から上司へと、

本来の上下関係とは異なる関係上で行われることもあります。


パワハラと違って上下関係と関係がなく、

加害者は被害者以外の人には人当たり良く接することが多いため、

周囲の人が気づきにくく、被害者も「悪いのは自分の方」「自分にも非がある」と

相手ではなく自分を責めてしまう人が多いという特徴があります。

 

会社に責任が問われる可能性も

会社や使用者は、労働者が身体的、精神的に安全を確保しつつ、

労働ができるように職場の環境に配慮する義務があり、

これを「職場環境配慮義務」と言います。


社員の時間を拘束して働かせる以上は、

会社がその環境に配慮することは当然の義務と言えるでしょう。

陰口やセクハラ、いじめなど社員が不平等な扱いを受けるようなことがあり、

会社が放置していたとすれば、職場環境配慮義務を怠ったとして、

使用者の責任が問われる可能性もあります。

 

その2記事へ続く