会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイド

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会社員の職場でのストレスには原因がありちゃんと対処していくこと

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こんにちは。

会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイドの
コラムを書いているにっしーです。

 

今回の記事では、

会社員が、職場でのストレスについて書いてきますね。

会社員のストレスの原因が何なのか、その対処方法について、

詳しく見ていきましょう。

 

ストレスと日々戦い、悩み、鬱になるひとも増加傾向にある昨今。

やめたいけど、様々な条件が重なり、

簡単に転職も出来ないというひともいるでしょう。

 

社会人になって、職場で毎日仕事に追われたり、

人間関係に悩んだりすることで、多くの人がストレスを抱えているかと思います。

 

ストレスは、適度に受けると身体に有益をもたらしてくれますが、

過度なストレスは悪影響を及ぼしてしまいますね。

 

職場で受けるストレスには、必ず何かしらの原因がありますが、

職場でのストレスをゼロにするのはとても難しいでしょう。

 

よって、ストレスに適切に対処して、

前向きな気持ちを持って過ごす姿勢が求められますね。

 

このコンテンツで、職場で感じるストレスの原因や、

ストレスを減らすために行いたい取り組みなど、

ストレスへの対処法について解説していきましょう。

 

目次

 


従業員の方だけでなく、企業の人事部の方もぜひ参考にしていただき、

より良い職場環境づくりの手助けになれば幸いです。

 

職場ストレスは、どんな点で感じることが多いのか

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2018年(平成30年)の厚生労働省が行った調査内容で、

「労働安全衛生調査」(労働者調査)によると、

仕事や職業生活に対して強いストレスを感じている人は、

なんと58.0%という結果が出ています。

 

ストレスの内容として、挙げられるのは、

「仕事の質・量」

「仕事の失敗・責任の発生等」

「対人関係」

などが上位に入っているようですね。

 

職場ストレスを相談できる相手がいると答えた人の割合は92.8%であり、

その中で最も多いのが「家族・友人」で79.6%となっていますね。

次いで上司・同僚もあげられているようですね。

 

少数ではありますが、地域のかかりつけ医や主治医、

職場の衛生管理者をあげている人もいます。

 

その反面、「相談できる人はいない」と回答している人もおり、

ストレスに対応するための手段に悩んでいる現状が見受けられます。

 

核家族化が進み続ける今、離婚や、独身住まいの人も増え、

相談するひとが確実に減っているようにも見えますね、

 

 

職場ストレスが起こる原因について詳しく解説

職場ストレスが起こることには、何か原因があるものです。

加速化が進み、複雑な社会構造になっている現代で、

近年特に増えていると考えられる原因についてみていきましょう。

 

【過剰な労働の要求】

日本でも、成果主義を導入する企業が増えているうえ、

業務スピードが求められるようになってきましたね。

 

このことで、自分のキャパシティを超えている、

過剰な労働を要求される場面があるでしょう。

 

仕事の負担が大きすぎると、ストレスを感じやすくなる傾向がみられますね。


また、納期まで短期間しかないのにも関わらず、

多くの業務量を求められるうえ、

自分でその量をコントロールできない状況では、

さらにストレスは積み重なっていきますね。

 

 

【周囲からの支援が受けられないことについて】

会社での仕事に対して、周囲から助けを得られると、

負担を減らせることでストレスも軽減できますね。

 

反対に、助けの手を差し伸べてくれる人がいないと、

仕事そのものや仕事にかかる圧力によって、

ストレスを強く感じるようになってしまうものでしょう。

 

労働人口の減少で、人材不足を感じている企業は増加する一方で、

全体の業務量も増加することで個々の業務負担が増えている背景もあります。

 

さらに、業務の複雑化や他社との競争の激化、

AIなどのテクノロジー導入による仕事内容の変化など、

業務の質も大きく変化してきていますね。

 

個々の仕事の質、生産性を向上させたり、

効率化を求めたりする動きは顕著であり、

個人が負う責任は増えるばかりで、

同僚の仕事を支援する余裕がないという人も多いのではないでしょうか。

 

 

【人間関係について】

ストレスを感じる原因の上位にあげられるのが、人間関係ですよね。

人間関係というと、上司と部下の関係を想像する人が多いかもしれません。

 

ですが、近年では、同僚との人間関係に対して、

ストレスを感じる事例も増えているといわれています。

 

年齢が近いと、悩みを打ち明けやすいメリットがあるのも事実でしょう。

ただし、業務の内容を比較されることが多いうえ、

将来の出世タイミングも近いため、ライバルとなる可能性が高いのです。

 

そのうえ、コミュニケーションが密になると、

お互いに感情をぶつけやすくなり、ストレスを感じやすくなると言えるでしょう。

 

 

【ストレスを感じやすい性格とは?】

個々の性格によっては、同じ状況下にいてもストレスを感じやすい人もいますね。

 

その特徴を大きく4つに分けてみました。

 

・「模範的タイプ」は、完璧主義者であり責任感が強い傾向があります。

 まじめで妥協ができないため、

 自分にも他人にもストレスを溜めやすいタイプだといわれていますね。

 

・「自分勝手タイプ」は、自分の思い通りにならないと気が済まず、

 他の人が失敗すると怒りが最高潮に達してしまうタイプでしょう。

 また、何でも頭ごなしに決めつける傾向もみられます。

 

・「うなずきタイプ」は、自分が嫌だと思うことでもはっきり断れない、

 おとなしいタイプです。後から自己嫌悪に陥ることも多く、

 ストレスが溜まるのは自然の流れなのかもしれませんね。

 

・「取り越し苦労タイプ」は、心配する必要がないにもかかわらず、

 あれこれ気になってしまうタイプです。

 心が休まるタイミングがないほか、

 常に他人に気を使っている人も当てはまりますね。

 

 

これらの傾向があると感じる場合には、

普段からストレスを溜めない心がけをしましょう。

 

 

職場ストレスを受けるとどのような症状が現れるのか?

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職場ストレスが蓄積して、耐えていると、

次第にさまざまな症状があらわれるようになります。

 

メンタル面や、カラダが不調を訴えるような症状がひどくなったり、

日常生活に支障をきたす恐れもあるため、

早めに気づいたうえで対処するのが重要ですね。

 

では、それぞれどのような症状が出るのでしょうか。

 

【精神的症状】

ストレスが溜まってくると、精神的に感情が不安定になる様子がみられますね。

 

・常にイライラしている

・気分が落ち込む

・憂うつになる

・注意力や集中力が散漫する

・無気力になる

・新しいことに取り組む意欲がなくなる

・思考力が低下する

・決断するのに時間がかかる

 

など、様々な症状がみられるようになってきますね。

 

【肉体的症状】

肉体的な面においても、ストレスは大きな影響を及ぼします。

あらわれやすい症状として、例を挙げてみました。

 

・疲れやすい
・全身がだるい
・肩こり
・関節痛
・偏頭痛
・目の疲れ
・めまい
・食欲不振
・動悸
・息切れ
・熟睡できない など


ですが、これらの症状は、ストレスだけでなく、

ほかの原因によっても引き起こされる可能性がありますね。

不安な場合には医師の診断を受け、指示を仰ぎましょう。

 

 

【行動的症状】

ストレスは、行動の変化をもたらすことも多いのですね。

良くある症例としては、

・仕事でのミスが増える

・遅刻や早退が増える

・笑う頻度が減った

・ぼんやりする回数が増えた

・乱暴な言葉を使う

・外出が面倒に感じる

・消極的になる

・周囲との接触を避ける

・身だしなみがだらしなくなる

・落ち着きがない

 

などがあります。

 

いずれの場合においても、早い段階で適切に対処しないと、

さらに症状が悪化してしまい、鬱になってしまう恐れもあります。

本人は気づきにくいことが多いため、周囲の声かけも重要でしょう。

 

 

職場ストレスを発散する良い対処方法は?

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ストレスは、早い段階であれば、

セルフケアによって自分で対処できることが多いもの事実ですね。

自ら実践しやすいような、ストレスの発散方法を紹介します。

 

 

【とにかく休むこと】

休息は、自律神経やホルモンバランスを整えることができ、

ストレスの解消効果が期待できるでしょう。

特に睡眠は大切で、身体だけでなく脳を休ませる役割がありますね。

 

疲れやストレスの蓄積を感じたら、とにかく早く寝るよう心がけましょう。

個人差はありますが、成人に必要とされる睡眠時間は、

6時間以上8時間未満が妥当だといわれていますね。

 

 

【身体を動かすこと】

ストレスが溜まると、肉体的・精神的に緊張した状態が続き、

筋肉がこわばってくることもあるようですね。

 

これにより、肩こり・頭痛などが起こりやすくなります。

特にデスクワークでは、仕事中に長時間同じ姿勢のままで過ごすことも多く、

身体全体が凝り固まったように感じる人も多いでしょう。

 

こまめにストレッチしたり、ウォーキングやジョギングを取り入れながら、

身体を動かすことで心身ともに緊張をほぐしていきましょう。

 

 

【人と話すこと】

自分の中であれこれ考えていても、気が晴れることは少ないかと思います。

実践しやすいのが、人と話すことです。

直接会っても、電話などで話しても、どちらでも効果が期待できます。

 

解決策がみえなくとも、

話しただけで気持ちが落ち着いた経験は、多くの人が持っているでしょう。

話しながら笑うと、さらにストレスを発散できる手段となりますね。

笑うことで、副交感神経が優位に働くため、安らぎや安心感につながっていきますね。

 

 

【趣味を楽しむこと】

自分の趣味に没頭する時間を確保するのも、上手なストレス発散の有効な手段ですね。

スポーツや映画・音楽鑑賞、読書、旅行、ドライブなど、

楽しいと感じることを実践してみましょう。

 

 

職場ストレスを減らす環境づくりのために大切なことは?

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職場ストレスを解消する取り組みだけでなく、

職場でのストレスが起こる原因も排除しなくてはいけません。

そのためには、職場環境を変えるのが有効でしょう。

次の良い方法を試してみましょう。

 

 

【周囲に相談する】

上司・先輩・同僚など、近くで仕事をしていて、

信頼がおける相手がいるならば、まずその人に相談しましょう。

 

同じ考えを持っていることもあるでしょう。

納得のいくアドバイスが受けられる可能性もありますね。

もしかしたら、問題に気づいておらず、

相談によって発覚することもあるかもしれませんね。

 

自分では気づかなかった見方が分かったり、

話してみたらすぐに解決する場合もあるので、一度話してみると良いでしょう。

 
【フレックスタイムやワークシェアリングを導入する】

仕事の進め方によってストレスを抱えているならば、

従業員に裁量が与えられる方法を提案するのもおすすめです。

例えば、フレックスタイムやワークシェアリングなどを導入して、

業務が偏らないようにする方法があります。

 

この方法は、すぐに導入できるものではなく、

企業全体での検討やシステムの導入などが必要ですが、

現場の従業員から声をあげることはとても重要でしょう。

 

【追伸】

働きやすい職場環境をつくるには、

指示を待つばかりでなく、自ら行動を起こすことが求められますね。

ストレスを自らコントロールできると、対処できる力も身につけられるでしょう。

 

会社員として私も働いていた頃は、

パワハラ、上司の圧力など、色んな面において、

ストレスがありましたね。

 

会社員として、今現役に皆さんも、精神的に鬱になるまで我慢せず、

もうダメだと思う前に、誰かに話して相談することも大切ですが、

転職することも選択視野に入れてもいいかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。♪

 

他のカテゴリーにも種類別アーカイブとして転職に関することを

色々書いていますので、そちらも良かったらお読みください。