インターネットビジネスで重要なWebコピーライティングについて詳しく解説~その2~の続き
その3記事、続きを見ていきしょう。
<書く単語には「読者が使っている言葉」と揃えること>
例えば、既に理解しているジャンルでコピーライティング文章を書く場合ならば、
Webページを読む読者が、どんな言葉を活用するのかおおよそ理解しているはずです。
そうすることで、読者のペルソナに沿ったセールスコピーを書けるようになります。
例えば、ダイエット広告に関するコピーを書くとします。
このとき医療従事者などの専門家は「肥満」という単語を頻繁に用いますね。
しかし実際にダイエットをしている人は「太る」「デブ」という表現を使います。
肥満という単語は逆に使いません。
これらの言葉は意味が同じですよね。
ただ、読者はこうしたちょっとした違いに違和感を覚えます。
少しでも違和感があると、読者は「何か変」と、
無意識に感じて商品を買わなくなる傾向にあります。
そのため、読者が普段から使用する単語を使って文章を書くようにしましょう。
<伝える順番ではペルソナの期待通りでなければいけないこと>
このような違和感を取り除く考え方については、順番についても考えられます。
読者が使っている単語を意識するのと同じくらい、物事を伝える順番も大切ですね。
読者が伝えて欲しいと考えている順番で文章を書くと、
それだけでユーザーは「自分のことを理解してくれている」と
無意識レベルで感じるようになります。
実際のところ、言葉の順番が違うだけで感じ方が異なるのはよくあることです。
例として、書き出すと、以下のようになります。
- 待たせてごめん、電車が遅れて
- 電車が遅れやがって、遅れて悪いね
両者とも、同じ内容のことを伝えています。
たった順番が違うというだけのことで、
読者が感じる印象による感情は大きく違ってしまいますね。
伝える順番というのは、それだけ重要になるのです。
特に書き出しの文章が重要で、読者への共感を示す一文を
最初に書くことがとても大切な部分になります。
もっと言いますと、一番重要なこと(最初に伝えたいこと)を
冒頭に用いると良いでしょう。
先ほどの例でも、「待たせてごめん」という
謝罪を最初にもってきた文章のほうが、
共感されやすい感じには、なっていると言えますよね。
<本心での正直な文章を書くべきことについて>
コピーライティングで勘違いする人は多いかもしれませんが、
「ウソの文章を羅列して、読者の心を動かそうとする技術」が、
セールスコピーではないんです。
そうではなく、本心を伝えることで人を感動させ、
その通りに行動させる文章がセールスコピーの王道だといえますね。
強烈な印象ある文章を書けばいいってものでもありません。
例えば、
「パートナーや、子供を含め、あなたが最も大切だと考えている人に対して、
本心でそのことを伝えられるか」という基準で考えるといいです。
そうした場合に、ネットビジネスでのWebページのキャッチコピーを見ていると、
どうしても気になってしまうのが嘘おおげさな実績のうたい文句です。
例えば、ネットビジネスなどで
「毎日一時間の作業で月100万稼げます」というコピーをよく見かけますよね。
下の画像のように、派手に簡単に稼げるように書いてあるのは、
ウソや、大げさな意味も含めて、こんなキャッチコピーは良くないですね。
ですので、当然ながら、簡単に稼げるビジネスが存在しないことについては、
子供でも理解できるかもしれませんね。
そのため、このような強烈な文章は全く必要ないです。
むしろ逆効果であり、例えば、うまいひとの書き方を例にとるとするならば、
以下のようなセールスコピーを書くのがいいのかもしれません。
例として、
ネットビジネスがいくら簡単とはいっても、お金を稼ぐことですね。 そのためには、正しい努力や行動を勉強することが必要になります。 絶対に楽して稼げることはありませんし、 そのようなウソのキャッチコピーに騙されてはいけません。
そこで、まずはWebサイトやブログを開設したならば、 半年を目途に、本気で頑張ることが大切です。 やり方として、アフィリエイト広告を貼る手法でも、 何でもいいので自動で月3,000円を稼げる仕組みつくりができれば、 やる気が出るようになります。
月3,000円ということは、単純計算で一日100円ということですね。 まずはWebサイトを構築して、 一日100円の収入を目標としていくことが大切です。
例えば、会社員を一年頑張っても、昇給が月5,000円もいかないので、 この小さいな成功が、初歩としての成功ですね。 ですので、これを続けた1年後には、月10万以上は確実に達成できるでしょう。 そうして月100万円の道がみえてくるようになるのです。 |
上記の文章は嘘のない書き方をするひとのものです。
そのため、多くの人の印象に残りやすくなります。
すべて真実であって、噓偽りがないため、
パートナーや、親を含め誰に見せても大丈夫でしょう。
ここで、多くの人は勘違いしてしまいやすく、
売り込みの強い文章だけを意識して、必死さで大げさな文章になりがちで、
「1ヵ月後に月収120万を越え……」などの文章を書くひとが多いと言えます。
ですが、そうすると中身のない希薄なままの、
セールスコピーライティングの文章が完成されてしまうでしょう。
人の心を動かすために、本当に必要なコピーライティングは、
テクニックや、特別な技法ではありません。
正直な本音と、心の奥底から思っている言葉はとても大切ですね。
これを勘違いしている人は多いと思いますが、
変なテクニック、売り込みばかりが強い書き方は捨て、
本心から出る言葉で、埋めることを意識しましょう。
自称セールスコピーライターの殆どが、実践できていないことなので、
実はこのポイントを理解するだけでも、
圧倒的に反応率が変わってくるようになります。
<テクニックより、セールスコピーの原則を理解することについて>
このコラムでは、
ネットビジネスで成功するために必要な、
Webでのセールスコピーの基本やコツについて解説しました。
コピーライティングというと、
何か商品・サービスを売るために、すごいテクニックがあるような印象が受けますね。
ですが、そのような技のようなものは無くて、
「どれだけ目の前にいる読者に寄り添った文章を書けるかどうか」が、
売れる文章を書く最大のポイントになるわけですね。
そのためには、読者のペルソナを意識しておくことと、
あなたが既に理解しているジャンル(強みを活かせる分野)を活かした、
そんなライティングでなければ、伝わらないのです。
このとき、強烈な言葉は、ひとつも必要ありません。
できるだけ本心の意見を伝えるようにしましょう。
奇抜な言葉で装飾すると、
まったく売れない文章を仕上げてしまうようになるのです。
セールスコピーライティングには原理原則が必ずあります。
どれだけテクニックを磨いて知識を仕入れても、
この原則を理解していないと売れることはありません。
大切なのは、まずは読者を本気で理解することからということですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。♪