~会社員の給料が上がらないのは何故か?給料アップの交渉の仕方について詳しく。その2からの続き~
<給料アップするために必要な交渉について>
勤務する会社の給料が上がっていかないと気づいたら、
どうすればいいのか?
黙ってそのまま、文句ひとつ言わず仕事を続けるか、
泣き寝入りするかは自由ですが、誰もが思うことは、
給料は上がったほうが良いに決まってますよね。
・【給料を上げろと交渉するには?】
ひとまずは、自分の市場価値、仕事での評価を知ることから始めます。
同年齢、同業者、同スキル、の人が、
どのぐらいの給料をもらっているか調べます。
その調べたことから、自分の希望の給料をおおよそ割り出していきます。
闇雲に「給料上げてくれ」と言ったとしても、
よほど、給料を上げてない、罪悪感を持っている経営者の場合じゃないと
「はぁ?何ぬかしてる?」となってしまい、交渉は出来ないです。
しっかり調査の上、データを出して「このぐらい上げてほしい」と、
要領をちゃんと伝えます。
あくまでも、仕事を続けるモチベーションのための交渉です。
喧嘩をもちかける態度ではなく、
「仲良くしたい」
「まじめにこの会社にもっと貢献したい」
「これからもっと頑張る」
と、あなたの給料を上げたくなるような良いアピールの交渉を試みましょう。
・【転職をも見据えて「給料上がらないなら辞めます」という方法】
”脅迫めいた言い方”と言えばそうも取れますが、
積極的な給料の交渉がうまくいかなかった場合には、
「辞職する」ことを視野に入れて、検討していくのもいいでしょう。
「給料が上がらないなら辞めます」とはっきり伝えます。
ここで大事な注意点が1つあります。
ただのはったりでは、使ってはいけない交渉の方法と言えますね。
「本当に辞職する」意志が全くない場合には、良い方法ではありません。
むしろ、使わない方が賢明と言えますね。
交渉決裂した場合には
「いいですよ。辞めても」
「他に代わりを充てるから」
となることも考えられるでしょう。
その発言後に
「やっぱり今の給料のままでいいから働かせてくれ」と言っても手遅れですね。
そのまま働くことになっても、言ってしまった手前、後味の悪さが残ってしまいます。
あくまで「転職してもいいかな」と思った時に最終手段として使うようにしましょう。
<給料が上がらない会社を選ばないようにする方法>
良いと思って、選んだ会社に社員として、入ったのはいいけど
「なんか給料上がらないな」と途中で気づくより、
できれば実際に勤務する前に、気づきたいですよね。
面接の時に聞かれる定番の「質問はありますか?」と言われますが、
その時などに思い切って、質問してみることが重要ですね。
例えば、
「1ヵ月目からの給与については、月額●万円となっているようですが、
本当ということでよろしいですね。一回目の給与見直しは、いつからになりますか?」
といった切り替えし方で、給料の確認をすることもできますよね。
そして、自分のパフォーマンスによる給料が下がることがあるか?の部分についても、
経営者の考える意図を確認することもできるのでしょう。
給料について質問するのは、少々、気が引ける方もいるでしょうが、
面接内容が、曖昧でなく、しっかりしていれば、
そのようなことで不採用になることはないでしょう。
面接は、受ける側が、見られるだけでなく、