会社員向け転職&ビジネス情報~役立ち便利ガイド

現代の働く会社員に向けた役立ち情報をバイブルとなるような、コラムをお届けしていきます。

会社員の給料が上がらないのは何故か?給料アップの交渉の仕方について詳しく。その1

 

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こんにちは。

会社員向け転職&ビジネス情報~役立ちガイドの

コラムを書いているにっしーです。

 

数あるブログのか中から、初めて見に来ていただいた方、

いつも見に来ていただいている方、ありがとうございます。

今日は、会社員向けのコラムで、正社員、準社員問わず、

会社勤めで、頑張っているのに、給料が上がらない悩みをお持ちの方、

男女年齢関係なく、たくさんいらっしゃると思いますので、

その給料についてのテーマに、

ちょっと興味深い内容を解説してお届けしていきますね。

 

仕事も、生活をやっていく上で必要で、

会社に勤務し、給料が無ければ、食べていけませんよね。

 

会社のため、自分のためにせっせと働きアリのように、

何年も、頑張って働いていれば、ちょっとずつでも毎月もらえる給料は、

上がっていくはずと気持ちはそう思っていても、

実際のところ、スズメの涙程度しか上がってないとか、

殆ど上がっていないひともいるんです。

 

厚生労働省調査の令和元年のデータでは、

「労働者一人あたりの賃金をあげた・上げる予定」の企業は90.3%でした。

つまり、残りの約10%の会社では給料は上がらないということになります。

 

給料が上がらないまま、家族を養っていたり、

老後のことを考えると、不安になってしまうのは当然のこと。

そもそも、「給料って、普通は上げてもらう必要があるものじゃないの?」

そんなふうに疑問を持つ方も少なくないでしょう。

 

今回のこの記事では、会社員の給料が上がらない理由と、

給料アップするための方法を解説していきますので、

最後までご覧くださいませ。

 

 

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<給料が全然上がらないのは違法なのかどうかについて>

 

会社から、仕事をした代償としてもらう給料は、

徐々に、勤務年数ごとに上がっていくことが、

極自然だと言う方も多いと思いかもしれませんね。

ですので、給料が上がらないこということ自体には、

違法なのか?問題はないのか?を

説明していきましょう。

 

実は、勤務する会社が定める、就業規則に昇給について

特に決められていないのならば、

給料を上げていなかったとしても、それは違法ではありません。


きちんと、昇給はない旨を文書としての証明を残しておき、

採用の際にも、それを伝えて社員が納得している場合なら、

給料が上がらず初任給と同じ額でも、法律的には何の問題はないのです。


もちろんですが、就業規則に明記しているのに、

守っていない場合は違法となるのは当然ですね。

 

小さい個人でやっている会社とかでは、

確立した就業規則そのものがない場合が多いです。

給料も採用されたときに交渉次第とか。

 

例えば、職人的な技術職の町工場など、勤務時間は定められるけど、

他は、特に決まっていない会社は多く存在しますね。

 

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<頑張っているのに給料が上がっていかないのはなぜ?>

 

なぜ「頑張っているのに給料が上がらない」などということが、

起こってしまうのでしょうか?


考えられるその理由は以下の2つかもしれません。

 

【雇用形態の変化】

日本での雇用形態の変化が関係していると言えるようですね。

日本では、戦後から、勤務するひと(会社員)を

「終身雇用制」と「年功型賃金制」という制度で、雇用採用していました。

 

一度、会社に採用登用された場合には、

何らかの問題など、業務に支障を起こさない限り定年まで雇用してくれ

勤続年数に応じて給料が上がっていく方法が、

今までの日本の経済を支えてきていましたね。


企業は、新卒で採用登用した社員を教育して、

生産性を高めていくことで、仕事に対して、

高い意欲を持つ従業員を手に入れ、

従業員は長く働くことで上昇した給料を手に入れられるようになります。


ところが、古来から普通だった、

「終身雇用制」と「年功型賃金制」は崩壊したと言えます。

転職することが、当たり前になり、

新卒から、人を育てることにコストをかけるというメリットが、

企業には、ほぼ無くなってまったということですね。


実力のある、即戦力を求め、積極的に採用することで、

会社の業績をあげていく傾向にあります。

従業員側としても、長年働くよりも、自分にとって、より良い条件の企業に、

転職することで、給料のアップを手に入れるようになってきています。

それから、年功序列の代わりに、実力があれば、

自らが学んで、ステップアップして、

給料が上がるというシステムを取り入れる企業が、

時代の流れとともに増えたのです。

 

労働組合の進退について】

会社での仕事の成果を上げると、

給料が上がるというシステムの導入により、労働組合が進退していったのです。

 

毎年、昇給を求めるメーデー参加運動はもはや意味がなくなり、

「賃上げの要求」の圧力が、企業側に対しての負荷が減ったのです。

 

労働組合自体の数としては、微弱ながら増えているものの、

1つの労働組合に入っている人数は減っているため、

弱体化しているのが現状でしょう。

過去によくあった、労働ストライキを起こすということも、

今では、ほとんど見られなくなったのはこのためでしょう。

 

~会社員の給料が上がらないのは何故か?給料アップの交渉の仕方について詳しく。その2記事に続く~