~前記事からの続き~
<会社員が副業すると社内でなぜバレるのか3つの経緯を解説>
副業をしていても、誰にも見られてないから、
バレていないと、思い込んでいる人がいると思います。
ですが、副業を隠れてやっていると、
意外なところのキッカケからバレてしまうものです。
では、どういった経緯で、なぜバレてしまうのかを
次のバレる経緯3つで解説しましょう。
副業がバレる経緯その1、税務調査
行政の「手続き効率化」を図るために、
個人に対して、マイナンバー制度が利用されていますよね。
マイナンバー制度を利用することで、
個人の所得情報を調査しやすくなったのです。
そのため、「少ない収入の副業だからいいや」と、
今まで、軽く考えていて、確定申告をしてこなかった人も、
税務署からの厳しい税務調査を受ける可能性が高まってきているのです。
税務署からの税務調査の結果によっては、申告漏れを放置していると、
法的措置として給与の差し押さえや、
預金通帳の差し押さえなどを受ける場合があるので、
確定申告はその都度きちんとしましょう。
給与の差し押さえられると、当然会社にも、
副業していることが、バレてしまいますよね。
副業や、サイドビジネスで、
年間20万円以上の所得がある場合には、
今、お住まいの管轄の税務署に行き、
所得税を確定申告して、納税しなければいけません。
納税は国民の義務です。
必ず税務署に確定申告に行きましょう。
申告漏れをしたり、逃げたり、隠したりしていると、
追徴金をイヤでも払うことになります。
よほどの重罪な場合には、逮捕起訴されます。
<副業がバレる経緯その2、SNSなど、知り合いや近い身内に知られる>
副業をしていて、誰も見らてない、知られていないだろうと思い込んでいても、
何らかのタイミングで、偶然、情報がもれて、バレてしまうことがあります。
例として、副業先に一緒にいる仲間が、偶然にも知人とつながりが有り、
話が通通になっていて、いつの間にかバレてしまっている場合です。
インターネットを使った副業で、顔を出さずにやっている場合、
近い知人や、近い身内には、バレる確率は下がるかもしれませんね。
ですが、例えば、Youtubeで誰でも観れる、公開動画を投稿をして出ていたり、
ビジネスセミナーや、何かの講師をしている場合には、
顔や、声、身振り手振りで、バレしてしまうこともあるでしょう。
顔出しや、声出しがない、ネットショップなどの場合は、
特定商取引法に基づく表記で、
氏名や住所を必ず記載しなければいけないという、
法律上のお約束になっていますので、
パッと見で、小さな文字の記載であったとしても、
ネット検索すると名前と住所でバレてしまう場合もあるでしょう。
<副業がバレる経緯その3、住民税>
副業をしていると、所得税だけじゃなく、住民税にも影響します。
通常、会社に勤務し雇用形態にある、会社員の住民税は、
本人に代わって会社が経理上で、給与所得の中から、
天引きして納付するシステムがほとんどです。
ですが、副業をしていると収入源が二重になるため、
本業1本だけの場合よりも、高い住民税の請求が来るようになるのです。
ですので、副業をすると、
次の年(翌年)の住民税の額が上がり、
勤務している会社に副業がバレてしまうという流れになりバレます。
副業の所得にかかるであろう住民税を納税する際に、
会社に身バレしないようにするには、確定申告の時に注意が必要なのです。
自分で税務署に行き、書類を揃え、確定申告するときに、
住民税を自分で納付するかどうかのチェック欄があり、
自分で納入する方法の「普通徴収」を選択すること。
そうすると勤務する会社宛てに、納付請求書が送られることなく、
自分にところに送られてくるので、
会社に一切バレずに、自分で税を支払うことが可能になります。
~次記事へ続く~